
こんにちは、大林(プロフィールはこちら)です。
今日は、「目標達成を加速させる手帳の使い方」というお話をします。
(紙の手帳のみならず、カレンダーアプリなどでも使える方法です)
最大のポイントは、「自分との約束を守る」ということなのですが…
どういうことか?
分かりやすく説明しますね。
目次
「自分のための時間」は、後回しにされがち…
この記事を読んでくださっている方は、きっと、「優しい人」だと思います。
- 人からのお願いを断れない
- 仕事で、必要以上に無理をしてしまう
- 子供のために、自分を後回しにする
こうやって、自分以外の人のために、たくさんの時間を使っていると思います。
一方、自分のための時間は、ほとんど確保できていない。
そんなことはありませんか?
- 本を読んで、教養を深める
- 資格の勉強をする
- セミナーに参加して、情報収集する
- 趣味の時間を充実させる
- ホッと一息つく
こういった、「自分のための時間」は、どんどん後回しにされがちです。
しかし、この「自分のための時間」こそ、あなたの目標達成に一番重要な時間なのです。
目標達成できるのは、ズバリ「自分との約束を守れる人」
私が好きな本に、「秘密結社LADY BIRDと僕の6日間」という本があります。
この中に、こんな言葉が出てきます。
働くというのは、誰かと交わした約束をしっかり守ることで成立するんだ。
一方ダイエットはどうか?
多くの人にとって、自分との約束を守る方が難しい。
だからダイエットグッズはいつまでも売れる。
自分の夢の実現も同じだろ。
誰かと約束するわけじゃない。
自分との約束だ。
何かを学んで成長したいなら、自分との約束を守る方法を自分で考えて、実行しろ
このように、この本では、「自分との約束をどう守るか?」が物語形式で分かりやすく書かれています。
極論すれば、自分との約束を守れれば、何者にだってなれるし、なんだってできる。
でも多くの人は、自分との約束を守れないから、夢や目標を達成できない。
すごく単純なことですが、この「自分との約束を守る」という視点には、私もハッとさせられました。
では、具体的に、どうやって手帳を活用すればいいのか?
それは…
「自分のための時間」が最優先。仕事は「空いた時間」でする。
「自分との約束を守る」最大のコツ。
それは、「自分のための時間を、先に手帳に書き込む」ということです。
そして、「仕事は、空いた時間でやる」という発想に切り替えて下さい。
「仕事をして、空いた時間を自分のために使う」では、一生、あなたの時間は確保できません。
一生、誰かのために、あなたの時間を使い続けることになります。
パーキンソンの法則
分かりやすいように、貯金することを考えてみて下さい。
「お財布に余ったお金を貯金しよう」と考えている人は、ぜんぜんお金が貯まりません。
なぜなら、「余らないから」です。
この理由は、「パーキンソンの法則」というもので説明できます。
パーキンソンの法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。
このように、人間は、「時間もお金も、あればあるほど使ってしまう」ものなのです。
だからこそ、「自分のための時間」を最優先で書き込むのです。
「自分のための時間」を書き込む一例
例えば、以下のような感じです。
- 家族との時間
- 学習の時間(読書、資格の勉強、など)
- 趣味の時間(スポーツジムに行く、など)
こういった、「自分のための時間」を、先に手帳(カレンダーアプリなどでもOK)に書き込んで下さい。
この「自分のための時間」は、いわば「自分との約束」です。
その時間は、絶対に仕事に奪われてはいけないのです。
そして、空白になっている部分で、仕事を終わらせるのです。
「仕事の質もアップする」という一石二鳥
ちなみに、こうすることで、仕事の質もアップするのです。
「自分のための時間」を先に決めると、強制的に、仕事時間が短くなりますよね。
そうなると、短時間で集中して終わらせなくてはいけなくなります。
すると、勝手に集中力がアップし、質の高い仕事ができるようになるのです。
(締切効果、などとも呼ばれます)
騙されたと思って、一度やってみてください。
その効果の高さに驚くはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「他人との約束」は守れても、「自分との約束」は蔑ろにされがちです。
しかし、自分との約束を守れなければ、あなたの目標を達成することはできません。
あなたの時間です。
あなたの人生です。
他人のためではなく、自分のために時間を使って下さい。
私は、「自分自身が満たされることで、初めて周りにも貢献できる」と考えています。
自分に、愛情を注いで下さい。
自分が愛で満たされれば、溢れ出した愛情が、周りに行き渡っていきます。
これが、真の意味での貢献だと感じています。
あなたもぜひ、自分を大切にしてあげてくださいね。
参考になれば幸いです。
得られた学びや気付きをぜひコメントして下さい。運営の励みになります^^