
こんにちは、大林(プロフィールはこちら)です。
今日は、「好きなことを仕事にする」というお話をします。
正直、これからの時代は「好きなことでしか生きていけない」時代になっていくと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
目次
好きなことを仕事にすべき理由×5
(1)天才や努力家を上回れる
私が好きな言葉に、こんなものがあります。
天才は努力する者に勝てない、努力する者は楽しむものに勝てない
~論語~
好きこそものの上手なれ、とも言いますが、好きなことに熱中している人というのは、最強です。
よく「才能がある、才能がない」といった話が出ますが…
才能は、「ある一部の人しか持っていない特殊能力」のようなものではありません。
才能は、誰にでもあります。
そして、好きを極め続けていくと、才能は勝手に開花します。
(2)お金になる
好きなことを極め続けていくと、お金が入ってくるようになります。
想像してみてください。
あなたの目の前に、2人の花屋さんがいるとします。
花屋さんAの店長さんは、お花が好きで好きで仕方ありません。
お花のことを考えたり、話したりしているだけで、幸せな気持ちになります。
一方、花屋さんBの店長さんは、イヤイヤお花を売っています。
サービスも必要最低限しかやらず、毎日つまらなそうに仕事をしています。
あなたがお花を買おうとした時、どっちの花屋さんから買いたいですか?
おそらく、お花のことが大好きで大好きで仕方ない、花屋さんAの方から買いますよね。
好きなことを仕事にするだけで、たったそれだけで、周りから一歩抜きん出ることができるのです。
(3)努力している感覚がなくても、勝手に成長できる
あなたは、こんな言葉をご存知ですか?
天才とは、蝶を追っていつのまにか山頂に登っている少年である。
~ジョン・スタインベック(アメリカの作家)~
好きなことをしている人は、目の前のことに100%集中しています。
苦しい思いをして自分磨きをしているのではなく、目の前のことに集中して、楽しんでいるだけです。
楽しんでいるうちに、山頂に到達してしまう。
勝手にレベルアップしてしまう。
これが、好きなことをするメリットです。
周りから見ると凄く努力しているように見えても、本人は好きなことをやっているだけ、という感覚です。
つまり、努力している感覚がまったく無くても、勝手に成長できる(レベルが上っていく)、ということです。
(4)AIや人工知能に仕事を奪われない
近年のAIや人工知能の発達は、目をみはるものがあります。
今後、多くの仕事が、AIや人工知能に奪われていくでしょう。
実際、以下のような仕事は、どんどんなくなっていくと言われています。
しかし、「好きなことを仕事にしている人」は、仕事を奪われません。
なぜなら、好きなことをしていると人間は「ものすごいクリエイティブになれる」からです。
アイデアや閃きというのは、ある時フッと舞い降りてきます。
このクリエイティブさは、好きなことをしていると、勝手に発揮されていきます。
(5)単純に、毎日楽しく仕事ができる
好きなことを仕事にすると、単純に、毎日が楽しくなります。
言ってみれば、「好きなことをしてお金を貰っている」訳なので、超ハッピーですよね。
1日8時間働き、8時間がプライベートで、8時間寝ているとしたら、仕事時間は人生の3分の1に相当します。
- この膨大な時間を、イヤイヤやる仕事に捧げるのか?
- それとも、あなたが大好きで大好きで仕方ない仕事に捧げるのか?
その違いは、説明するまでもないですよね。
「好きなことはお金にならない」が的はずれなワケ
「好きなことはお金にならない」
「好きなことをして生きていけるほど、人生は甘くない」
よくこういったことが言われていますが、こういったことを言う人は、たいてい「好きなことを仕事にしていない人」です。
例えば、ディズニーが大好きで大好きで仕方ない!という人がいるとします。
一見、お金になんてならなそうですが、大丈夫です。
そういう人は、例えばブログを作って、ディズニーに関する情報発信をすれば良いのです。
- メディアが育てば、広告を貼って、広告収入を得ることもできます。
- ディズニーマニア、として本を出せるかもしれません。
- 動画で有名になって、ユーチューバーになれるかもしれません。
- 極め続ければ、ディズニーから声がかかるかもしれません。
このように、ただ「好きだ」というだけで、その分野の情報に圧倒的に詳しいわけなので、それがお金になるのです。
「好き」には、3つの種類がある
一口に「好きなことを仕事にする」と言っても、それには大きく分けて3つの種類があります。
(1)対象が好き
これは例えば、「ディズニーが好き」「鉄道が好き」といった”好き”を指します。
最も分かりやすい形とも言えます。
例えば、鉄道大好き芸人の鈴川絢子(すずかわあやこ)さんという方がいますが、この方はまさに、対象が好きで大成功した人の一人です。
(ちなみに余談ですが、私の2歳の息子は電車が好きで、鈴川絢子さんの動画のファンです)
(2)行動が好き
行動が好きというのは、例えば「話すのが好き」「説明するのが得意」といった形の”好き”です。
私自身を例に挙げると、私は話すのが大好きです。
また、分かりやすく説明するのがとても得意です。
この”好き”を追いかけ続けているので、セミナーや講演といった仕事でお金を頂けています。
また、私は「書くこと」も大好きです。
なので、こういったブログを書いたりして、それが仕事につながったりします。
こう考えると私は、なにも起業家にならなくても、例えば学校の先生になっていたとしても、幸せな人生を歩んでいたと思います。
行動が好きなら、職業に縛りがなくなるのです。
(3)お客様が好き
私の知り合いで「子育てママさんを応援したい!」「起業家を応援したい!」といった人たちがいます。
こういった方々は、お客様が好き、と言えます。
お客様そのものが好きだと、ターゲティングが最初から明確になるので、すごくやりやすいですよね。
自分の「好き」を見つける方法
ちなみに、「好きなことが分かりません…」といった質問をよくされますが…。
その探し方を、以下のページで解説していますので、こちらもご参照ください。
>> 自分でできる才能診断×6。自分の強みの見つけ方を解説します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、キングコングの西野さんも、こんなことを話しています。
ステレオタイプの親父が口にする「好きなことで食っていけるほど人生は甘くない!」という人生訓は、全く的が外れていて、好きでもない仕事は、これから更にロボットが奪っていくんだから、人間に残されたのは、「とても仕事とは呼べない好きなこと」しかないんだよね。
これ、本当にその通りだと思います。
「好き」というパワーは、ものすごい力を発揮します。
大好きな恋人と付き合い始めた頃を思い出してみてください。
たとえ少しの時間しか会えなくても、わざわざ会いに行ったりしますよね。
面倒な頼まれごとをされても、喜々としてそれに応えようとしますよね。
好き!という気持ちが、行動力に直結するのです。
私も子供に、「大人になると、こんなに楽しいことができるんだよ!」ということを、背中で語れるような存在になりたいな、と思います。
あなたの「好き」の気持ちを、ぜひ大切にしてあげてください。
あなたの「好き」が花開くことを、心から願っています。
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