
こんにちは、大林(プロフィールはこちら)です。
人間誰でも、「嫌な人(苦手な人)」っていますよね。私もいます^^;
ただ、少し視点を変えると、実は嫌な人は、「自分にとって大切なことに気づかせてくれている人」とも言えるのです。
今日は、そんなお話をしたいと思います。
目次
嫌な人との接し方:3つのポイント
(1)自分を、映画の主人公に例えてみる
嫌な人に出会ったら、自分自身を、映画の主人公だと考えてみましょう。
映画の主人公は、ストーリーを通じて、少しずつ成長し、最後にはハッピーエンドを迎えますよね。
そして、映画には、必ず「悪役(つまり、嫌な人)」が出てきます。
この悪役がいないと、主人公は成長できず、映画もつまらないものになってしまうのです。
ちょっと、想像してみて下さい。
- ドラゴンも悪魔も出てこない、単調なファンタジー映画
- ライバルが誰一人出てこない、起業物語
- 二人の仲を引き裂こうとする人が誰も出てこない、ラブロマンス
こんな映画、観たいですか?
おそらく、観たくないでしょうし、すごくつまらない映画だと思います。
悪役は、実は「すごくいい人」だという事実
言ってみれば、悪役は、主人公(つまり、あなた)を輝かせるために、あえて悪役を買って出てくれているのです。
誰だって、悪役はやりたくありません。
どうせなら、主人公の味方になっていたほうが、誰にも嫌われませんよね。
にもかかわらず、あえて悪役をやってくれている。
つまり、あなたが、あなたの人生の中で、より成長して輝けるように、あえて悪役を買って出てくれている。
これって、すごく勇気のあることですよね。
そして、見方を変えれば、すごくいい人ですよね。
だって、あなたの味方になれば、あなたに嫌われることもなかったのに、あえて皆が嫌がる悪役に名乗り出てくれたのですから。
そう思うと、嫌な人も、いい人に見えてくるものです。
(2)嫌な人を愛する
聖書には、「敵を愛しなさい」という言葉が出てきます。
これを読むと、「敵を愛するなんて無理!好きになるなんて無理!」って感じがしますよね。
実際、私もそう感じます^^;
しかし、実はこの「敵を愛しなさい」というのは、「敵を好きになりなさい」という訳ではないのです。
では、どういうことなのか?と言いますと…
愛は、「感情」ではなく「行動」である
実際、嫌な人を好きになることは、すごく難しいです。
しかし、嫌な人に対する行動を変えることはできます。
例えば…
- 嫌な人に対してでも、自分から先に笑顔で挨拶することはできますよね。
- 嫌な人に対してでも、重い荷物を持ってあげることはできますよね。
いずれも、「感情では嫌いでも、行動では愛を示せる」ということです。
つまり、愛とは「感情」ではなく、「行動」なのです。
いくらあなたのパートナーが、言葉では「愛しているよ」と言ってくれても、行動でそれが伝わってこなかったら、疑わしくなりますよね。
逆に、言葉にはしなくても、行動で示してくれる人は、信頼できるし、あなたも好きになったりしますよね。
このように、愛は「行動」で示せるのです。
そして、これを繰り返していると、嫌な人との距離も、徐々に縮まってくるから不思議です。
私(大林)の例
実際私も、嫌な人がいました。
しかし、自分から笑顔で挨拶をすることを心がけてみたら、その人も徐々に挨拶してくれるようになったのです。
そして、私が重い荷物を持っている時には、ドアを開けて待っててくれたりするまでになりました。
この一件を通じて、「変えられるのは自分だけ。自分の行動が変われば、相手も変わってくるんだなぁ」と感じました。
(3)嫌な人は、「あなたの才能」に気付かせてくれる
嫌な人って、あなたが傷つくようなことばっかり言ってきたりしますよね。
言われる度に「なんで、あんなこと言うんだろう?」とモヤモヤしますよね。
でも、実はそこには、あなたの才能が隠されているかもしれないのです。
どういうことか?
分かりやすく説明しますね。
才能じゃないものは、言われても傷つかない
実は、才能は「すごく傷つきやすい」ものです。
そして、人間は、「才能について何か言われるからこそ、傷つく」のです。
逆に言えば、「才能じゃないことについて何か言われても、傷つかない」のです。
例えば私の場合、私が作った料理について「ちょっと塩辛いね」とか言われても、別に傷つきません。
これは、私に「料理の才能がないから」です。
でも、料理が得意な人は、そうではありません。
料理が得意な人(つまり、料理の才能がある人)は、「ちょっと塩辛いね」とか言われると、すごく傷つきます。
これは、その人に「料理の才能があるから」です。
才能があるから、ちょっとマイナスなことを言われるだけで、グサッとくるのです。
つまり、「傷ついた=そこに才能があるかも!」ということ
つまり、「嫌なことを言われて傷ついた」ということは、そこに「あなたの才能の種がある」とも言えるのです。
嫌なことを言われなければ、素通りしてしまったかもしれない、あなたの才能。
それに気付かせてくれたのは、他でもない、その「嫌な人」なのです。
そんな嫌な人に、心からありがとう。笑
まとめ:変えられるのは自分だけ
結局のところ、「変えられるのは自分だけ」なのです。
嫌な人に、いくら「良い人になってください!私を傷つけないで下さい!」と言っても、それは無理です。
相手は変わりません。
であれば、自分の見方を変えてみましょう。
自分の行動を変えてみましょう。
自分の受け取り方を変えてみましょう。
そうするだけで、同じ状況にいても、相手への「嫌さ加減」が変わってきます。
ぜひ、試してみてくださいね。
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